T−tuneの新しい「.TAP」ファイルのフォーマット ファイルの先頭にヘッダーが記録してあります。 offset:size : 00H : 4 : 識別インデックス "TAPE" 04H : 17 : テープの名前(asciiz) 15H : 5 : リザーブ 1AH : 1 : ライトプロテクトノッチ(00H=書き込み可、10H=書き込み禁止) 1BH : 1 : 記録フォーマットの種類(01H=定速サンプリング方法) 1CH : 4 : サンプリング周波数(Hz単位) 20H : 4 : テープデータのサイズ(ビット単位) 24H : 4 : テープの位置(ビット単位) 28H : ? : テープのデータ ※C言語の構造体が、"misc\new_tap.h"にあります。 ・識別インデックス 旧式(従来のX1EMUのフォーマット)と拡張子が同じのため、 「識別インデックス」が"TAPE"がどうかで、双方を識別できる。 旧式では「識別インデックス」の所に周波数が記録してある。 ・テープの名前(asciiz) 現在、使っていないし、参照もしていない。 ・リザーブ 読んでのとおり ・ライトプロテクトノッチ オフセット、値をd88に合わせてみた。 あまり意味がないか? ・記録フォーマットの種類 書き込み禁止のマスターテープなどは、もっと効率的に 記録できるので、圧縮するかも...という思惑。 書き込むなら、当然「定速サンプリング方法」である。 ・サンプリング周波数(Hz単位) 旧式の頭に記録してあるものと同じ。 1ビットの長さ=サンプリング周波数をいうことになる。 ・テープデータのサイズ 「テープのデータ」のビット数。 実際のファイルサイズが、この値より小さい場合もあります。 ファイルサイズを超える位置に書き込まれた場合には、ファイルサイズ を拡張してあげましょう。 ・テープの位置(ビット単位) テープの再生位置がどこかを示す。 「テープのデータ」の先頭からのビット単位オフセット。 ・テープのデータ ここから実際のデータが記録されている。